私達が取り扱う商品の基礎知識と歴史について、ご紹介します。
目次
インターネット編
1980年〜1990年代 パソコン通信
パソコン通信:電話回線を使用
- 約300bps(とても遅い)
- 電話代が高い:1ヶ月数十万円
- オンラントーク「chat:チャット」の登場
- オフ会の登場
- 「ネカマ」も存在
- wwwの登場
※www(Word Wide Web):インターネット上でテキストを公開・閲覧できる仕組みのこと
※bps(bit per second):データ転送レートの単位
- 1K bps = 1000bps
- 1M bps = 1000K bps
- 1G bps = 1000M bps
- 1T bps = 1000G bps
1990年代後半 ISDNの登場
ISDN(Integrated Service Digital Network):電話線を使ったデジタル回線で、音声や画像(FAX)を0と1のデータとして送信する。
- 電話/FAX/インターネットを同時に使用可能
- オフィスはLANケーブルで溢れかえる
- 従量制が主で、電話代が高くなる傾向にある
※デジタル回線対し、アナログ回線は針時計のようなもの、連続したデータ
2000〜2003年 ADSLによる高速のインターネット実現
ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line):非対称デジタル加入者線
- 世界で最も普及率の高いブロードバンド
- インターネットに繋ぎぱなしでも、定額で安い
- 最大50Mbpsの高速通信が可能
- 基地局から遠いと、速度が落ちる
- ADSLによってネット人口が増え、ネット利用が一般化
- ブログの登場
※ブロードバンドは高速回線に対し、ナローバンドは低速回線を指す
2004〜2007年 光回線の登場
FTTH(Fiber To The Home):基地局から各家庭まで、光ファイバーでつながっている配線方式、速度が最も速く出る配線方式
- 最大1Gbpsの高速通信
- PCのスペックも向上、デバイスが安価に
- Windows95の登場もあり、更に普及
- ネット普及率が64.3%に
- YouTubeなどのSNSの普及が促進
FTTB(Fiber To The Bulding)
- 基地局から建物までが光ファイバーで接続
- 建物内は電話線等で各家庭に接続
- FTTHと比べると遅い
2007〜2010年 Wi-Fiの登場
Wi-Fi(Wireless Fiderity)
- 従来の無線インターネット:赤外線通信
- 無線LANの代名詞になる
- Wi-Fi性能の向上で、高速通信が可能に
2010年代〜2020年 3G、4Gそして5Gへ
- Instagramのヒット
- 4Gは最大1Gbps
- 5gは最大20Gbps
- 固定回線は不要か?共存か?
電話
固定電話
NTTアナログ電話
旧日本電信電話公社(東西)/NTT東西の前進
加入権が必要
- 価格:72,800円
- 権利なので売買が可能
- 現在の加入権の価格は0
- アナログライトが登場し、0円で電話番号が取得可能に
電話利用までの流れ
- 加入権を買う
- 番号を付与される
- NTT電話工事が入る
- 利用開始
電話自由化への道
1985年、電気通信事業法施行により、国が管理していた電話事業を民間企業に開放
- NTT東西の誕生
- 日本テレコム
- KDDI
マイライン
- 基本料はNTT東西に支払い、通話料はKDDIや日本テレコムに払う
- 通話料を下げることが可能に
- あまり普及しなかった(NTT東西のブランド力が影響)
電話回線貸し出し
基本料も通話料も、KDDIやソフトバンクに払うようになったため、加入権が暴落
おとくライン(ソフトバンク)、メタルプラス電話(KDDI)加入権が、0円でかつ、固定電話が引けるようになった。
※当時の通話料金
- NTT:100円/3分
- KDDI:90円/3分
- 日本テレコム(ソフトバンク)80円/3分
番号ポータビリティ
NTTアナログ回線で番号を取得した、加入権のある番号は、他事業者に引き継いて使用できる
- アナログ回線→フレッツ光(NTT)→コミュファ光(中部テレコミュニケーション)
- 生まれがNTTアナログであれば、番号ポータビリティーが可能
- 発行した番号がNTTだとしても、NTTアナログ回線で取った番号でなければ番ポ不可
番ポ不可な例:NTT光発番、メタルプラス電話発番、おとくライン発番、コミュファ光発番
テレビ編
戸建でテレビを観る方法
- テレビアンテナ:建てる時に費用がまとまってかかるが、月々0円
- CATV回線:2000円/月
- 光回線:月額料金がかかるが、インターネットとセットなら割安に
テレビアンテナのメリットとデメリット
- 建てる際に5万〜10万円の費用発生
- 一度建ててしまえば、月額料金は0
- アンテナがあれば、災害時でもTV視聴可能
- パラボラは風雨に弱く、画像が乱れやすい
CATV、光回線のメリットとデメリット
- 工事費は、キャンペーンで実質0が多い
- 契約によっては多くのチャンネルを観れる
- 風雨に比較的強い
- 家の外観を損ねない
- 月額料金がかかる
アナログ放送からデジタル放送へ
2011年7月24日 地上デジタル放送スタート
- 画像がきれいになった
- ハイビジョンで観ることも可能
- 細長いテレビ
- 双方向になった(完全ではない)他の番組を見ながら天気予報を確認、ドラマのあらすじをリアルタイムで見れる
- 地デジ対応テレビ及びデジアナチューナがあれば、アナログテレビでも地デジ視聴可
- CATV、光回線でも視聴可
2018年12月1日に4K8Kがスタート
K:映像における画面解像度を指す
- 4Kの画素:829万4400画素(2K画素:約200万画素)
- 2Kの4倍の画素数(デジタルカメラの画素の差と同じ)
- 50インチ以上のTVであれば、4Kの利点を実感できる